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脱ダム議論に注目

伊藤智章

伊藤智章

 いまではあまり注目されなくなってしまったが、この参院選で、脱ダム政策の行方に注目したい。

 昨年9月、前原誠司国土交通大臣が深夜の就任会見で、「マニフェストに書いてありますから八ツ場ダムは中止します」と明快に断言してから9カ月。工事を受け入れ、住民移転が途中まですすんでいる現地の猛反発、民主党系を含む1都5県知事の突き上げで見直しは立ち往生している。

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筆者

伊藤智章

伊藤智章(いとう・ともあき) 

朝日新聞宮古支局長(岩手県)。1960年生まれ。88年入社、名古屋、東京社会部などを経て、05年から論説委員(名古屋在勤)。名古屋報道センター員兼論説委員を経て、11年6月から現職。東海3県の行政、事件、裁判関係の論説記事を担当。水問題を中心とする環境、自殺問題などについても執筆。共著に『ドキュメント官官接待』など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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