大矢雅弘(おおや・まさひろ) ライター
朝日新聞社で社会部記者、那覇支局長、編集委員などを経て、論説委員として沖縄問題や水俣病問題、川辺川ダム、原爆などを担当。天草支局長を最後に2020年8月に退職。著書に『地球環境最前線』(共著)、『復帰世20年』(共著、のちに朝日文庫の『沖縄報告』に収録)など。
※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです
大矢雅弘
赤松広隆前農林水産相が、潮受け堤防の排水門の開門方針を参院選前に決断し、表明すると明言していたからだ。干拓地をつくるために諫早湾を堤防で閉め切ったことが、漁業にどのような影響を与えたのかを中長期にわたる開門調査で調べるのがねらいである。与党と農水省の検討委員会が4月末に「開門調査の実施が適当」とした報告書を提出したのを受けたものだ。ところが、赤松前農相は正式な表明前に退任した。
論座ではこんな記事も人気です。もう読みましたか?