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「角界と暴力団」報道の背後にある警察庁の思惑

西岡研介

西岡研介 フリーランスライター

 野球賭博や、暴力団幹部らの特別席での観戦問題で、日本相撲協会が厳しい批判にさらされている。野球賭博に関与していた力士らは30人近くにのぼり、発端となった琴光喜について警視庁は、「常習性が高い」として立件する方針を固めた。一方、観戦問題では既に、特別席を手配した木瀬親方が『部屋取り潰し』の処分を受けたのに加え、名古屋場所のチケットを扱う相撲茶屋に暴力団組員が関わっていたことが発覚。マスコミでは連日、「角界と暴力団」を巡る報道がなされ、7月の名古屋場所の開催すら危ぶまれている。

 だが、今回の一連の報道を精査すると、マスコミを利用して、暴力団追放の機運を高めようとする警察庁の思惑が見えてくる。

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筆者

西岡研介

西岡研介(にしおか・けんすけ) フリーランスライター

【2015年3月退任】フリーランスライター。1967年、大阪市生まれ。91年に神戸新聞社入社、阪神淡路大震災や神戸連続児童殺傷事件などを取材。98年以降、『噂の眞相』編集部、「週刊文春」記者、「週刊現代」記者を経て、現在はフリーランス。著書『マングローブ――テロリストに乗っとられたJR東日本の真実』で08年、講談社ノンフィクション賞を受賞。

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