魚住昭(うおずみ・あきら) 魚住昭(ジャーナリスト)
ジャーナリスト。1951年、熊本県生まれ。一橋大法学部卒。75年、共同通信社入社。社会部記者として87年から司法クラブに在籍しリクルート事件などを取材。96年退社。司法分野や人物フィクションの執筆をしている。著書に『特捜検察』『渡邉恒雄 メディアと権力』『特捜検察の闇』『野中広務 差別と権力』(講談社ノンフィクション賞)など。2014年6月、WEBRONZA筆者退任
※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです
魚住昭
5月26日の前回公判で裁判所は検察側が証拠請求した検事調書43通のうち34通を却下している。彼女の指示を受けて偽の公的証明書を発行したとする上村勉・元係長の調書もすべて却下した。判決文を書くのに不可欠な証拠として残っているのは、彼女の関与を全面否定した上村元係長らの法廷証言だけである。
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