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ひきこもり問題の「医療化」を憂慮する

斎藤環

斎藤環 精神科医

 5月19日、厚生労働省の研究班が「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」を発表した。平成19年度から平成21年度の3年間にわたって行われた調査研究で、私も分担研究者として末席に名を連ねている。

 この研究班には医療関係者のみならず、ひきこもりに関わりのある教育学や社会学の専門家も参加しており、多角的な視点から有意義な議論がかわされた。 ・・・ログインして読む
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筆者

斎藤環

斎藤環(さいとう・たまき) 精神科医

精神科医。1961年、岩手県生まれ。筑波大学医学専門群(環境生態学)卒業。医学博士。爽風会佐々木病院診療部長を経て、2013年4月から筑波大教授(社会精神保健学)。専門は青年期の精神病理学、病跡学、精神分析。著書に『文脈病』『社会的ひきこもり』『関係の化学としての文学』など。

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