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男が貶められる所、女もまた貶められる

澁谷知美 東京経済大准教授(社会学)

編集部から与えられたお題は「女性の社会進出が遅れている理由」である。あげられた事例は、国会議員や企業や省庁のトップに女性が少ないこと。ちょっと「なんだかなぁ」と思ってしまった。意思決定のできるポジションに女性を増やす。そのことは重要だ。だが、それだけが「社会進出」でもあるまい。
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筆者

澁谷知美

澁谷知美(しぶや・ともみ) 東京経済大准教授(社会学)

東京経済大准教授。1972年大阪市生まれの千葉県育ち。東大大学院教育学研究科博士課程修了。専門は社会学および教育社会学、主な研究テーマは男性のセクシュアリティの社会史。単著に『日本の童貞』『平成オトコ塾 悩める男子のための全6章』『立身出世と下半身 男子学生の性的身体の管理の歴史』、共著に『性的なことば』などがある。【2015年6月WEBRONZA退任】

 

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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