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「平成の頂上作戦」のカギ握る元山口組幹部

西岡研介 フリーランスライター

 兵庫県警は2日、暴力団「山口組」の直参(直系組長)らに神戸市内のマンションを販売し、無免許で不動産取引をしたなどとして、山口組系不動産会社「東洋信用実業」(同市灘区)の代表取締役で、同組内最大組織である「四代目山健組」組長の井上邦雄・山口組若頭補佐ら直参7人を含む9人を宅建業法違反(無免許事業)や詐欺の疑いで逮捕した。

 新聞やテレビでは「7人もの直系組長が一斉に検挙されるのは極めて異例」などと報じられたが、実は今回の摘発は、山口組にとって既に「織り込み済み」だった。というのも、今年6月には、同じく山口組系不動産会社である「山輝」が、北海道警と大阪府警の合同捜査によって摘発され、前出の直参7人のうち3人が同様の容疑で逮捕されていたからだ。

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筆者

西岡研介

西岡研介(にしおか・けんすけ) フリーランスライター

【2015年3月退任】フリーランスライター。1967年、大阪市生まれ。91年に神戸新聞社入社、阪神淡路大震災や神戸連続児童殺傷事件などを取材。98年以降、『噂の眞相』編集部、「週刊文春」記者、「週刊現代」記者を経て、現在はフリーランス。著書『マングローブ――テロリストに乗っとられたJR東日本の真実』で08年、講談社ノンフィクション賞を受賞。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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