大久保真紀
2010年09月30日
何からの回復でしょうか。
アルコールや薬物、ギャンブルなどの依存症からの回復です。
パレードは、依存症を克服した人たちとその家族、友人らが、回復を祝い、同時にその姿を社会にアピールするのが目的です。こうしたパレードは米国などでは広く行われているそうですが、日本では初めてです。
参加者は関東だけでなく、新潟、岩手、大阪、奈良、静岡などから約350人。準備委員会は当初想定していた約150人を大幅に上回り、琉球太鼓を鳴らし、ベリーダンスを踊り、歌を歌いながらのにぎやかな行進になりました。
この日は朝からあいにくの雨でした。新宿中央公園を出発した午後1時ごろは小降りでしたが、甲州街道、明治通りとパレードが進むにつれ、雨脚が激しくなり、最後はどしゃぶり。参加者はみなずぶぬれになりながら約1時間歩きました。しかし、参加されている方の多くは、楽しそうに、笑顔で行進されていたのが、印象的でした。
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