WEBRONZA編集部
2011年01月03日
【首脳が一新された検察は信頼を回復できるか】という設問に、野呂雅之・朝日新聞論説委員は「無理」とみる。「向こう10年は影響があるだろう。捜査手法そのものに疑問がもたれ、特捜部を解体しなければ信頼回復は図れないが、最高検の検証結果を見ても小手先の改革としか思えない」と批判する。
大久保真紀・朝日新聞編集委員も「そう簡単にはいかない。取り調べの全面可視化の導入などに踏み切り、本気でやり直さないと」。
捜査機関として長年の懸案となっている暴力団対策。【警察による山口組弘道会の壊滅作戦は成功するか】という問いにも、厳しい見通しが多かった。
緒方健二・朝日新聞編集員は「警察は成果を誇っているが、暴力団関係者から伝わってくる情報だと、山口組、弘道会ともそれほどの打撃とは認識していないようだ。逮捕しても長期の服役を科せられないのに、幹部多数逮捕をめざす旧態依然の『頂上作戦』より、
有料会員の方はログインページに進み、朝日新聞デジタルのIDとパスワードでログインしてください
一部の記事は有料会員以外の方もログインせずに全文を閲覧できます。
ご利用方法はアーカイブトップでご確認ください
朝日新聞デジタルの言論サイトRe:Ron(リロン)もご覧ください