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子会社合併、持ち株会社化の末に……

川本裕司

川本裕司 朝日新聞記者

毎日新聞社(朝比奈豊社長)は矢継ぎ早に経営改革の手を打ってきた。2010年10月に好立地の優良不動産を所有し黒字を続けてきた100%子会社の毎日ビルディングを吸収合併。11年4月には有力スポーツ紙のスポーツニッポン新聞社とともに持ち株会社の毎日・スポニチ持株移行株式会社を設立して両紙が完全子会社となり、6月の株主総会で持ち株会社の名称は毎日新聞グループホールディングスと変更された。

 ところが、2010年度決算では、連結で売上高2483億円(前年比6.3%減)、当期純損失が9億円と2年ぶりの赤字に転落した。単体では、売上高が1254億円(同4.4%減)、当期利益は11億円の黒字だった。

 広告収入の落ち込みが続いて売上高を伸ばすことができなかったうえ、東日本大震災で2万部ほどの部数減少に見舞われたという。ただ、不動産などの事業は115億円の売り上げを誇り、27億円の営業利益を生み出した。関係者によると、

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筆者

川本裕司

川本裕司(かわもと・ひろし) 朝日新聞記者

朝日新聞記者。1959年生まれ。81年入社。学芸部、社会部などを経て、2006年から放送、通信、新聞などメディアを担当する編集委員などを歴任。著書に『変容するNHK』『テレビが映し出した平成という時代』『ニューメディア「誤算」の構造』。

 

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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