川本裕司(かわもと・ひろし) 朝日新聞社会部記者
朝日新聞社会部員。1959年生まれ。81年入社。学芸部、社会部などを経て、2006年から放送、通信、新聞などメディアを担当する編集委員などを経て、19年5月から大阪社会部。著書に『変容するNHK』『テレビが映し出した平成という時代』『ニューメディア「誤算」の構造』。
川本裕司
――新聞協会長として手がけたことで記憶に残るのは。
「広告が激減するなかで新しい広告の開発に協会のプロジェクトとして取り組み、JAや製紙会社などで3回、広告が掲載される成果が出た」
――東日本大震災では被災地の新聞社が部数減など打撃を受けたが。
「配達さえ不可能になったのでやむを得なかったが、梱包したままの新聞を避難所に届けると、避難者の名簿一覧表などが食い入るように読まれた。テレビやラジオで伝えられない細かい情報の入った紙の強みを発揮できた」
――再任が内定していたと伝えられていた協会長を辞任した理由は。
「長く
論座ではこんな記事も人気です。もう読みましたか?