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アップルの新型スマートフォンiPhone 4Sが、ソフトバンクモバイルだけでなく、au(KDDI)からも販売されることになった。国内初のiPhoneとして、ソフトバンクがiPhone 3Gを発売したのは2008年7月のことだ。同社はその年、年間の携帯契約純増数ではじめてトップに立ち、その後2009年のiPhone 3GS、2010年のiPhone 4と、iPhoneの独占販売を守りながら、年間純増数の首位を維持し続けてきた。私自身、ここ数年「iPhoneに乗り換えました」と新しい電話番号を知らせるメールを何通受け取ってきたか分からない。

 ソフトバンクはiPhone 4Sも引き続き販売する。しかし、独占販売の終了により、厳しい立場になることは間違いない。今日のスマートフォン時代において、ソフトバンクのような通信事業者ができる差別化施策は少なくなってきている。今の携帯電話業界で力を持つのは、アップルやGoogleといったプラットフォーム事業者なのだ。ソフトバンクにできることは、せいぜい値下げくらいだろう。iPhoneの独占販売は最大の差別化策だったが、ソフトバンクはそれを失った。打撃は大きい。

 もっとも、iPhoneの販売契約を勝ち取ったauも

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筆者

小関悠

小関悠(こせき・ゆう) 小関悠(三菱総合研究所情報技術研究センター研究員)

三菱総合研究所情報技術研究センター研究員。1979年、神戸市生まれ。京都大学大学院情報学研究科修士課程修了。専門はネットコミュニティ、デジタルコンテンツビジネス、データマイニング。著書に『先読み「情報脳」の鍛え方 ~情報中毒社会サバイバルガイド~』。

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