宇野常寛
2012年02月09日
1978年生まれの私は、中学校1年生のときにいわゆる「バブル崩壊」を経験し、以降は基本的に「右肩下がりの」「失われた20年」と呼ばれる時代を生きてきた。マスメディアは基本的に厭世的なモードで人々に語り、そして「こんな時代だから」「あえて希望を」と、まるで傷の付いたレコードのように繰り返している。ついこの間出演した「若手評論家勢ぞろい」という触れ込みの討論番組にも
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