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スマートフォンの出荷台数が、PCを初めて上回ったそうだ。IT調査会社Canalysが今月発表したもので、昨年の第4四半期、PCは全世界で4億1500万台が出荷されたのに対し、スマートフォンは4億8800万台が出荷されたという。PC側にはiPadやKindle Fireなど、6300万台のタブレットも含まれるということなので、この数字をスマートフォン側に移せば、一般的にはキーボードを備えないスマートフォンとタブレットが5億5100万台、タブレットを除いた従来型のキーボード付きPCが3億5200万台となる。

 この数字を見比べれば、IT業界はすでにキーボードなき時代を迎えつつあると言っても過言ではない。スマートフォンはまだまだ販売台数を伸ばしていくだろうから、この傾向はますます強まっていくはずだ。

 IT業界はすでにキーボードなき時代に備えつつある。アップルは、iPhone向け基本ソフトの最新バージョンiOS 5から、PCやMacなどを使わずにバージョンアップができるよう改善を加えた。スマートフォンは当初こそPCユーザのお供のように位置付けられていたが、今ではPCに換わる存在となりつつあり、PCは持たないがスマートフォンを持つという人は多い。今やアップルの収益源はMacではなくiPhoneであることを考えても、今後iPhone単体で出来ることはますます増え、PCの存在をいっそう脅かすに違いない。

 他方、ライバルのマイクロソフトは

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筆者

小関悠

小関悠(こせき・ゆう) 小関悠(三菱総合研究所情報技術研究センター研究員)

三菱総合研究所情報技術研究センター研究員。1979年、神戸市生まれ。京都大学大学院情報学研究科修士課程修了。専門はネットコミュニティ、デジタルコンテンツビジネス、データマイニング。著書に『先読み「情報脳」の鍛え方 ~情報中毒社会サバイバルガイド~』。

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