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キーボードが「パソコンの印」でなくなる時代

西田宗千佳

西田宗千佳 西田宗千佳(フリージャーナリスト)

iPadに代表される最新のIT機器を見ると、「キーボードなどいらなくなっていくのではないか」と思う人がいるのも無理からぬところがある。

 だが率直にいって、それは逆だ。ああいう機器が増えたからこそ、物理的なキーを備えたキーボードの価値が見直されている、といった方がよい。

 確かに、画面上のキーでも文字は打てる。だが、長文をあれで打てるか、というと、それはちょっと違うのではないだろうか。その証拠は、家電量販店にあふれている。タブレットやスマートフォンの周辺機器コーナーには、それらの機器で使いたい人向けに、無線式のキーボードが山積みだ。

「じゃあやっぱり、タブレットなんて一時の流行なのか。パソコンはずっと消えないのか」

 うーん、そう単純でもないのだ。

 マイクロソフトが開発中の次期OS「Windows8(仮称)」は、パソコン用OSでありながら、タッチパネル式のタブレット用途を強く指向している。Windows8の登場以降は、おそらく現在以上に、

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筆者

西田宗千佳

西田宗千佳(にしだ・むねちか) 西田宗千佳(フリージャーナリスト)

フリージャーナリスト。1971年、福井県生まれ。IT、通信産業、電機会社などの分野を中心に、新聞、雑誌、ネットメディアなどに執筆活動をしている。著書に『iPad VS.キンドル』、『電子書籍革命の真実 未来の本 本のミライ』、『世界で勝てるデジタル家電』、『美学vs.実利「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史』など。

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