植島啓司(うえしま・けいじ) 植島啓司(宗教人類学者)
宗教人類学者。1947年、東京生まれ。東大大学院人文科学研究科博士課程修了後、シカゴ大学大学院留学。NYニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ客員教授、関西大教授、人間総合科学大教授などを歴任。著書に『偶然のチカラ』『心コレクション』『日本の聖地ベスト100』など。競馬通で阪神タイガースのファン。
※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです
植島啓司
ドラクエはオンラインになってこれまでとは大きく変化しつつあるように見える。それを一言でいうと、戦闘してボスを倒すことを目的としていた従来のロールプレイングゲームからコミュニケーション系のゲームへと変化したということができるだろう。もちろんゲームの目的は相手のボスを倒すことだが、仲間たちは出会った時から戦いに行く途中まで、そして、小さい勝利を積み重ねていくそのプロセスを通してずっとチャットすることになる。時には座り込んで会話を楽しんだり、ダンスしたり、情報を交換したり、贈り物をしあったりして、暖かいチームが出来上がっていく。
だれでも最初は不安でいっぱいだったはず。どうしたら
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