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サッカー男子日本代表、アギーレ監督の初陣を評価する

 サッカー男子日本代表にアギーレ監督が就任し、9月5日にウルグアイ、9日にベネズエラと2連戦した。ウルグアイには敗れ、ベネズエラとは引き分けた。

 Jリーグ発足後、のべ9人(ファルカン、加茂周、岡田武史、トルシエ、ジーコ、オシム、岡田、ザッケローニ、アギーレ)が日本代表監督に就任したが、初陣を白星で飾ったのはトルシエ、オシム、ザッケローニの3人。2戦までに勝ったのは2度目の岡田を含め4人だけだ。

 しかし日本がW杯本大会に初出場を果たした後に就任した監督(トルシエ以降)で、2戦を終えた段階で未勝利だったのはジーコ監督の1敗1分け以来、2例目。日本をW杯本大会に5大会連続で出場している強豪国と見れば、ふがいない結果と感じるのは自然なことだろう。

 しかし、チームの状況をより正確に評価するには、常に「文脈」を考慮しなければならない。

 たとえば、岡田が2度目の監督就任をした時は、2007年12月に始動し、08年1月の親善試合で2引き分けの後、2月のW杯アジア地区3次予選のタイ戦で初勝利をあげた。Jリーグのオフを利用して準備の時間を十分に取り、公式戦での勝利という滑り出しの最重要目標をクリアした。

 続くザッケローニは2010年10月が初陣で、アルゼンチン、韓国との2連戦が組まれた。当面の目標である翌年1月のアジアカップまでほかに試合はなかった。国内組はJリーグと天皇杯、ヨーロッパ組も各国リーグがあり、合宿する時間も不足していた。そんな事情の中、強豪国のアルゼンチンにホームで勝ち、アウエーで韓国と引き分けたのだが、この2試合では日本代表にデビューした選手は一人もいなかった。

 今回のアギーレの場合

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