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ガンバ大阪めざす4冠目、初の市民スタジアム建設

吹田に来秋完成予定、みんなの寄付金でつくるホームスタジアム

増島みどり スポーツライター

サッカーJリーグ年間表彰式で初のMVPに選ばれたガンバ大阪の遠藤=12月9日、横浜アリーナ拡大サッカーJリーグ年間表彰式で初のMVPに選ばれたガンバ大阪の遠藤=12月9日、横浜アリーナ
 マラソンで言えば、折り返し地点を後方で通過したランナーが30キロからペースをあげ、競技場の、しかも最後の直線に入ってトップを抜き去りゴールしたようなものだろうか。昨季J2を戦い、今季J1に昇格したG大阪は、一時、降格圏内の16位と大不振にあえぎながら、勝ち点差14をひっくり返す史上最大の逆転劇で9年ぶり2度目のリーグ制覇を果たした。

 降格争いを危ぶまれたチームが「超V字回復」で、2000年の鹿島以来(セレーゾ監督)2度目の、ナビスコカップ、リーグ、天皇杯3冠の偉業を達成。2015年を迎えるG大阪は実はもうひとつ、どうしても叶えたい「4冠」の夢を追っている。

 「4万人のサッカー専用スタジアムでプレーすると想像するだけでワクワクする。スタジアムに込められた思いにふさわしいチームになれるようさらに努力をしたい」

 チームをけん引した主将・遠藤保仁(34)は来秋完成予定の、新しいホームスタジアム(吹田市)に思いを寄せる。スタジアムは「みんなの寄付金で作る日本初のスタジアム!」を合言葉に、建設募金団体が「個人」「法人」「助成金」(約33億円)の内訳を日々HPで(http://www.field-of-smile.jp/)で公表。金額は自由で、個人で5万円以上を寄付すればスタジアム内に記念プレートも刻まれる。3者合計の目標額は140億円で、

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筆者

増島みどり

増島みどり(ますじま・みどり) スポーツライター

1961年生まれ。学習院大卒。84年、日刊スポーツ新聞に入社、アマチュアスポーツ、プロ野球・巨人、サッカーなどを担当し、97年からフリー。88年のソウルを皮切りに夏季、冬季の五輪やサッカーW杯、各競技の世界選手権を現地で取材。98年W杯フランス大会に出場した代表選手のインタビューをまとめた『6月の軌跡』(ミズノスポーツライター賞)、中田英寿のドキュメント『In his Times』、近著の『ゆだねて束ねる――ザッケローニの仕事』など著書多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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