メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

全豪の楽しみは錦織初優勝と伝説の国枝V8

全豪3連覇狙う車いすテニスの世界ランク1位は「同情ではなく競技として見てほしい」

増島みどり スポーツライター

車いすテニス世界ランク1位の国枝慎吾=2014年5月13日、福岡県飯塚市拡大車いすテニス世界ランク1位の国枝慎吾=2014年5月13日、福岡県飯塚市
 同じオーストラリアで、アジアカップ連覇をかけて戦っているサッカー日本代表さえも、世界ランキング5位の錦織圭(25=日清食品)への注目度の前には圧倒されてしまうのではないか。

 先日、これまでスポーツにさして関心などなかったはずの友人から、「正月休みをグッと我慢し、全豪を家族で観戦に行ってくるね!」などと弾むような声で連絡を受けた。若きエースへのグランドスラム日本人初優勝への期待感が、一般のファンにもどれほど深く、広く、それも一気に浸透したかに驚かされる。得意のハードコートでの今大会は初優勝へのビッグチャンス。現在のツアーで若手の先陣を切る25歳にとって、グランドスラム優勝はもはや時間の問題でしかないだろう。

 しかし今コラムでは、眩し過ぎるスポットライトを浴びて初戦をスタートする彼ではなく、全豪で実に過去7度もの優勝を果たしている、車椅子テニスのスーパーレジェンドを。

 世界ランキング1位の国枝慎吾(30=ユニクロ)は今大会シングルス(1月31日決勝、賞金総額6万ドル)で3年連続8度目の優勝を狙う。年末年始、トレーニングは暑熱対策を考慮して沖縄で

・・・ログインして読む
(残り:約1223文字/本文:約1704文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

増島みどり

増島みどり(ますじま・みどり) スポーツライター

1961年生まれ。学習院大卒。84年、日刊スポーツ新聞に入社、アマチュアスポーツ、プロ野球・巨人、サッカーなどを担当し、97年からフリー。88年のソウルを皮切りに夏季、冬季の五輪やサッカーW杯、各競技の世界選手権を現地で取材。98年W杯フランス大会に出場した代表選手のインタビューをまとめた『6月の軌跡』(ミズノスポーツライター賞)、中田英寿のドキュメント『In his Times』、近著の『ゆだねて束ねる――ザッケローニの仕事』など著書多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

増島みどりの記事

もっと見る