私鉄の駅員らへの暴力件数では50代以上で3分の1を占める
2017年01月11日
毎年、忘年会の規模が小さくなってきている。例えば僕が末席を汚す出版界では数十人規模の会が20年ほど前なら3回、4回と開催されていた覚えがあるが、ここ数年、1回がいいところだ。つまり飲む動機が減ったわけで、そうすると飲む回数も減ると思うのだが、毎年、必ず、忘年会シーズンでは駅員やタクシーに暴力をふるう人がいる。新聞沙汰にならないまでも、小さないざこざは絶えない。
僕は新宿にあるゴールデン街という飲み屋街で20年以上飲み歩いているが、絡まれることも度々あった。それはだいたい、アラフィフ(50歳前後)から60歳以上の同業者か、まったく別の職種の人が多かった。
僕は世代論は嫌いである。よく「ゆとり世代」批判を聞くが、デキる奴はデキるし、その逆もまた然りだ。と、いう事を前提にして、であるが絡んでくるだいたいの人はいわゆる「全共闘世代」に多い、とは僕の感覚である。
理由はいくつか考えられる。まず、その世代の人口が多い点。すなわち全共闘世代の方々と酒場で遭遇する機会が増えるという事。そして、「全共闘運動」という言葉に表現されるように
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