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東大女子が入れるテニサーが2つしかない訳(下)

エリート集団でモテることは果たして幸せなのだろうか

杉浦由美子 ノンフィクションライター

  テレビ番組のスタッフの取材に協力していた時に、「玉の輿を狙うなら、東大に進学するのが最も効率的」という意見で一致したことがある。

  東大生には資産家の息子やエリート候補生が多い。そういう男子を捕まえるには、やはり女子も東大に入学するのが一番のはずだ。

  実際、東大でモテたという女性たちの話を聞くと、玉の輿街道まっしぐらなのだ。

 桜蔭から東大、大手企業に進んだ女性がいう。

  「高スペックな男子との付き合いが多いから、立教や青学の女の子たちにうらやましがられたりしましたよ。だれか紹介してくれって頼まれたりもして」

東大の駒場キャンパス=東京都目黒区拡大東大の駒場キャンパス=東京都目黒区
  私の知人にも東大でモテていた女性がいる。彼女の歴代の彼氏たちは現在そうそうたる肩書を持っている。プライバシーの問題で彼らの肩書を具体的に書けないが、世間一般で社会的なカーストが高いとされる職業がずらりと並ぶ。

  そのため、この女性はずいぶんと同性から嫉妬もされているのだが、私は全くうらやましいと思えない。社会的な地位や収入の高い男性が、恋人や夫として良いかというと、また違うからだ。

セックスが終わると即勉強しだす

  ある20代女性は女子大時代にインカレのテニスサークルで知り合った東大出身で外資系コンサルに勤務する男性と交際している。

  この彼はセックスで射精を済ますと、机に向かって勉強しだすという。競争が激しい外資系コンサルで生き残るためには、恋人と語らう余裕がないのだ。

  この彼は社会的なカーストや年収は高いが、だからといって、良い恋人なのだろうか。そして、こういう男性は結婚した後に

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筆者

杉浦由美子

杉浦由美子(すぎうら・ゆみこ) ノンフィクションライター

1970年生まれ。日本大学農獣医学部(現・生物資源科学部)卒業後、会社員や派遣社員などを経て、メタローグ社主催の「書評道場」に投稿していた文章が編集者の目にとまり、2005年から執筆活動を開始。『AERA』『婦人公論』『VOICE』『文藝春秋』などの総合誌でルポルタージュ記事を書き、『腐女子化する世界』『女子校力』『ママの世界はいつも戦争』など単著は現在12冊。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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