アジア各国から参加者が集い、障がいを持った人や90歳代も踊る
2017年09月11日
1991年(平成3年)から隔年開催で、今夏、第14回を迎えたこのコンクール、8月17日~20日に北九州芸術劇場大ホールで行われた。北九州市を拠点に黒田バレエスクール・ダンスカンパニーを主宰し多くの振付作品に意欲的に取り組んでいる黒田呆子(あきこ)が立ち上げ、今も実行委員長を務める。立ち上げ当初は、まだコンクール自体、全国を見渡しても数えるほどしかなかったと思うが、その頃から他とは違う取り組み、多様性へ果敢に挑戦し続けてきた。
A部門のクラシック・バレエ、B部門のモダンダンスはコンクールの王道、それは外さずにあり、実力派の若手が挑戦している。まず驚くのは、C部門のヴァリアス。これは、民族舞踊、児童舞踊、フラメンコ、ジャズダンス、舞踏……分野を超えてもOKという部門。今年8月20日に行われた審査を観ると
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