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年末年始に犬を飼い始める人が多い理由(上)

猫人気の現在、猫のようにマイペースでおとなしい犬種は?

杉浦由美子 ノンフィクションライター

一人暮らしや共稼ぎ家庭のペットに向いているといわれるシー・ズー拡大一人暮らしや共稼ぎ家庭のペットに向いているといわれるシー・ズー
 年末年始、ペット業界は繁忙期である。年末年始に帰省したり、旅行に行ったりする人たちはペットホテルに犬や猫を預けるし、また、この時期に新たに犬や猫を飼い出す人たちも多い。まとめて休みがとれる年末年始に、家庭に犬や猫を迎え入れようというわけだ。ペットを新しい環境に慣らさせたり、トイレの躾をしたりと、手間がかかるので、時間が必要となると思うのだろう。

  とうとう飼育数で猫が犬を抜いたということが報道された。東京郊外のペットショップでも「この数年は猫を見に来る方ばかり」とベテランの店員がいう。

  猫は散歩させないでいいから、忙しい現代人のライフスタイルには猫の方が合っていると思われている。しかし、その一方で、犬にも犬の魅力がある。呼べば駆け寄ってくるし、「待て」といえばその場でじっと飼い主を待つ。散歩に出れば、飼い主も他の飼い主とも交流ができる。一緒にスポーツを楽しんだり、ダンスをしたりもできる。

  昨今ではドッグヨガといって、犬と一緒にヨガを習うスクールもある。犬は飼い主を外に連れ出してくれるペットともいえよう。人間にとって最良のパートナーになりうる。

  今回は現代人が犬を飼うことについて改めて考えてみたい。前半では忙しい現代人のライフスタイルに合う犬種はどれなのかを見てみたい。

一人暮らしや共稼ぎ家庭にはシー・ズーが最適

  現在、日本で人気の犬種は、抜け毛が極めて少ないトイプードル、超小型犬のチワワ、見た目も性格も愛嬌があるミニチュアダックスフンドだ。最近はひとり暮らしや共稼ぎ家庭も多い。そういう家庭では、平日の日中は、犬は留守番させ、散歩は短時間となるだろう。そのため、散歩量が少なくすむと考え、小型犬を選ぶ飼い主もいるようだ。 ・・・ログインして読む
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筆者

杉浦由美子

杉浦由美子(すぎうら・ゆみこ) ノンフィクションライター

1970年生まれ。日本大学農獣医学部(現・生物資源科学部)卒業後、会社員や派遣社員などを経て、メタローグ社主催の「書評道場」に投稿していた文章が編集者の目にとまり、2005年から執筆活動を開始。『AERA』『婦人公論』『VOICE』『文藝春秋』などの総合誌でルポルタージュ記事を書き、『腐女子化する世界』『女子校力』『ママの世界はいつも戦争』など単著は現在12冊。

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