利便性追求のフェイスブック、グーグル、アマゾンと保護派のアップル
2018年05月23日
フェイスブックが揺れている。
先ごろ、イギリスのコンサルティング会社によって、フェイスブック上の個人情報が不正に利用され、アメリカ大統領選に利用された可能性があると指摘された。不正取得された利用者は当初の推定では5000万人と言われていたが、最新の情報では8700万人規模にまで拡大している。
この騒動を受け、フェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグはアメリカ下院委員会の公聴会に呼ばれる羽目となった。個人情報保護に関して、議員から責め立てられるはずであったが、議員たちがあまりにフェイスブックやSNSに無知であったため、攻めきれず、結果、ザッカーバーグは難を逃れた。
いま、アメリカでは、Google、Amazon、Facebook、Appleという世界的に影響力のある企業を「GAFA」という言葉でくくっている。
グーグル、アマゾン、フェイスブックはいずれも、個人情報をベースにクラウド上で様々な利便性をユーザーや広告主に提供して商売している。
有料会員の方はログインページに進み、朝日新聞デジタルのIDとパスワードでログインしてください
一部の記事は有料会員以外の方もログインせずに全文を閲覧できます。
ご利用方法はアーカイブトップでご確認ください
朝日新聞デジタルの言論サイトRe:Ron(リロン)もご覧ください