メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

RSS

阪神百貨店の地下に「スナックパーク」が復活

安くて早くて美味しい 充実する大阪・梅田地域の食材売り場

菘あつこ フリージャーナリスト

リニューアルオープンした阪神百貨店梅田本店の「スナックパーク」=2018年6月1日、大阪市北区拡大リニューアルオープンした阪神百貨店梅田本店の「スナックパーク」=2018年6月1日、大阪市北区
 6月1日に阪神百貨店梅田本店建て替え第1期棟がオープンし、改装工事のために2015年2月から休止していた「スナックパーク」が復活したことが大きな話題になっている。名物「いか焼き」を筆頭に、うどんやラーメン、お好み焼きなど、数百円を握りしめていけば食べられる、安くて、早くて、美味しいものが並ぶこのエリアは、関西人の好みにピッタリ。今回のオープン当初、入場制限がかかるなど、まるでテーマパークのような賑わいだった。

 そんななか、食材エリアにも目を向けたい。なんと阪神百貨店梅田本店は、売上高の4割強を飲食関連が占めるという。確かに、デパ地下好きの私にとっても最も頻度高く訪れるデパ地下だ。

 そんなに魅力的な一番の理由は、良い食材が、お腹いっぱい食べられるくらい(もしくは残ったら冷凍しておいて、後日、また別の調理に使えるくらい)ボリュームもあって、値段を見てオトク感があるのだ。もちろん、業務スーパーほど安い訳ではないけれど、百貨店らしい“良いもの”が納得の値段。

 加えて、さっきから“デパ地下”と書いているが、今回のリニューアルオープンの、もう一つの驚きは、“地下”だけでなく、もうワンフロア、1階にも食関係、ワインと、パンの売り場が出来たこと。

 以前からワイン売り場の充実は他の百貨店の追随を許さない感じだったが、今回オープンした400種類が試飲できる日本最大級のワイン売り場はワイン好きには天国のようだ。もうちょっと広々してるともっと良いかな~という感覚はあったが。このフロアには、日や週替わりで話題のパンを提供するコーナーもある。

 ところで、最近感じていること。阪神百貨店だけでなく、梅田地域全体が良い食材が手に入る街になったと思う。実は3年ほど前を振り返ると、大阪の中心地梅田の食品売り場は、それほど選択肢が多い状況ではなかったように思う。

 01年にヨドバシカメラマルチメディア梅田がオープンした当初にはあった、地下の「オトクな値段の食品が結構あるな」と感じていた食料品売り場は、いつのまにかなくなってしまっていたし、阪神百貨店は改装中で売り場面積を縮小していた。伊勢丹、ルクアの地下は、長年にわたって試行錯誤をしているようでなかなかピンとくる状態になっていなかった。

 それが最近になって、この4月には、ルクア大阪に「ルクアフードホール」がオープン。ルクアには17年末にオープンした「バルチカ」という気軽に飲める飲食店エリアがあるが、その続きに出来た「ルクアフードホール」に行ってみると、これがまた楽しいエリア。 ・・・ログインして読む
(残り:約413文字/本文:約1517文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。
Journalismの記事も読めるのは全ジャンルパックだけ!


筆者

菘あつこ

菘あつこ(すずな・あつこ) フリージャーナリスト

立命館大学産業社会学部卒業。朝日新聞(大阪本社版)、神戸新聞、バレエ専門誌「SWAN MAGAZINE」などに舞踊評やバレエ・ダンス関連記事を中心に執筆、雑誌に社会・文化に関する記事を掲載。文化庁の各事業(芸術祭・アートマネジメント重点支援事業・国際芸術交流支援事業など)、兵庫県芸術奨励賞、芦屋市文化振興審議会等行政の各委員や講師も歴任。著書に『ココロとカラダに効くバレエ』。

 

菘あつこの記事

もっと見る