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世界遺産・二条城で夏の朝餉を

朝から活動する観光客を意識 名庭園をながめながらの京料理

薄雲鈴代 ライター

 京都の夏は朝が早い。

 あけぼのに花開く蓮に合わせて、花園の法金剛院をは

二条城の清流園=京都市中京区拡大二条城の清流園=京都市中京区
じめ‘花の寺’と呼ばれる寺院は早朝に開門してくれる。そのしるしに山門には「蓮開花」の札が貼られている。以前は、近所の人が散歩に立ち寄るだけの、のんびりしたものであったが、近年はカメラを抱えた観光客が、狙いをさだめてやって来る。

 花に誘われて早起きするばかりではない。洛中洛外、夜明け早々に行われる座禅会もあれば、本堂でヨガの講習があったり、講話を聴いて朝粥をいただいたり写経ができたりと、観光ガイド本にはあからさまに載っていない寺社の行事も数多ある。そこへ訪れる人々は、単なる物見遊山ではなく、目的をもって遠方から来ている人が多い。出張で1泊したサラリーマンが、新幹線で帰途につくわずかな時間を利用して、早朝写経をしているのを見かけたこともある。

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筆者

薄雲鈴代

薄雲鈴代(うすぐも・すずよ) ライター

京都府生まれ。立命館大学在学中から「文珍のアクセス塾」(毎日放送)などに出演、映画雑誌「浪漫工房」のライターとして三船敏郎、勝新太郎、津川雅彦らに取材し執筆。京都在住で日本文化、京の歳時記についての記事多数。京都外国語専門学校で「京都学」を教える。著書に『歩いて検定京都学』『姫君たちの京都案内-『源氏物語』と恋の舞台』『ゆかりの地をたずねて 新撰組 旅のハンドブック』。

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