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杉田水脈氏はオジサンの意見を代弁している?

弱者への差別的発想は”オジサン”のものか 女性が持つ差別意識の露呈に思えるが

杉浦由美子 ノンフィクションライター

 今回の騒動で、思い出すのは豊田真由子元衆議院議員の暴言騒動だ。あれを男性議員がしていたら、あそこまでは注目されなかったはずだ。女の議員が秘書を罵倒するから反発は高まったといえよう。一応いうが、私は杉田水脈議員や豊田真由子議員を擁護しようというのではない。ただ、女性が「男性的な悪い行動」をすると、より注目され、批判は高まる。それには違和感を持つ。

 また、杉田議員は過去にもセクハラ告発した女性やシングルマザー等々への疑問を呈する発言をしている。ある野党議員は「(杉田議員は)男性の意見を代弁することで、政治の世界でポジジョンを作ってきた。構造的な問題だ」という旨をコメントしていた。これと似たような意見はしばしば見受けられる。

 確かに議員界隈では、杉田議員は過激な発言が自民党内で面白がられてきた部分はあろう。だが、それを「男性の意見」とレッテルを貼ることに、違和感を持つのは私だけであろうか。

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筆者

杉浦由美子

杉浦由美子(すぎうら・ゆみこ) ノンフィクションライター

1970年生まれ。日本大学農獣医学部(現・生物資源科学部)卒業後、会社員や派遣社員などを経て、メタローグ社主催の「書評道場」に投稿していた文章が編集者の目にとまり、2005年から執筆活動を開始。『AERA』『婦人公論』『VOICE』『文藝春秋』などの総合誌でルポルタージュ記事を書き、『腐女子化する世界』『女子校力』『ママの世界はいつも戦争』など単著は現在12冊。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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