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単純労働ではない介護は最後の砦(下)

受け入れる都合だけを優先させる日本の方式が通用する考えは楽観的すぎる

町亞聖 フリーアナウンサー

 超高齢社会に突入するのが分かっていながら、国内の介護人材の育成や待遇改善に力を入れてこなかったのは我が国の怠慢でしかない。日本人人材でさえ大事に出来ない状況のままだと、学び働こうと決意して夢を持って日本に来た外国人人材を失望させるだけである。

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筆者

町亞聖

町亞聖(まち・あせい) フリーアナウンサー

1995年、日本テレビにアナウンサーとして入社。その後、報道局に移り、報道キャスター、厚生労働省担当記者としてがん医療、医療事故、難病などの医療問題や介護問題などを取材。2011年、フリーに転身。脳障害のため車椅子の生活を送っていた母と過ごした10年の日々、母と父をがんで亡くした経験をまとめた著書『十年介護』を出版している。現在、TOKYO MX「週末めとろポリシャン」(金曜午前11時~12時)、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」(水曜午後1時~3時30分)などに出演。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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