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LGBTへの理解の広がりとBLドラマブーム

『おっさんずラブ』から『ポルノグラファー』へ ”恋愛に性別は関係ない”のトレンド

杉浦由美子 ノンフィクションライター

 『ポルノグラファー』のストーリーはこうだ。主人公の大学生久住春彦は、自転車事故で、木島という男性官能小説家の右腕を折ってしまう。金のない久住は治療費が出せない。その彼に木島は「君は漢字は得意?」と訊いてくる。自分は右手が使えないから、口述筆記を手伝ってくれというのだ。

 細身で植物のような容姿の木島が、過激な官能小説を口で語り、それを久住は原稿用紙に書きとっていく。しかし、実は木島はスランプに苦しむ作家であった。木島の嘘に翻弄されながら、久住は彼に惹かれていく。 ・・・ログインして読む
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筆者

杉浦由美子

杉浦由美子(すぎうら・ゆみこ) ノンフィクションライター

1970年生まれ。日本大学農獣医学部(現・生物資源科学部)卒業後、会社員や派遣社員などを経て、メタローグ社主催の「書評道場」に投稿していた文章が編集者の目にとまり、2005年から執筆活動を開始。『AERA』『婦人公論』『VOICE』『文藝春秋』などの総合誌でルポルタージュ記事を書き、『腐女子化する世界』『女子校力』『ママの世界はいつも戦争』など単著は現在12冊。

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