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復活する京都・南座こけら落としの吉例顔見世

10代目松本幸四郎が襲名披露で演じる「弁慶」の‘滝流し’

薄雲鈴代 ライター

開場400年・京都南座の杮葺落

 ながらく耐震補強工事で幕を下ろしていた京都南座が、11月1日吉例顔見世興行で開場される。年の瀬の風物詩であった顔見世のまねき(招看板)も、ここ数年は上七軒歌舞練場やロームシアター京都に場所を移し、京都市民は寂しいかぎりであった。

 先日、南座のライトアップ点灯式が行われたが、その式典に立ち会われた幸四郎さんも、「京都に来る折々、灯の消えた南座を見るにつけ寂しい思いに駆られていました。早く明かりが灯るように願っていました」という。「京都は保守的なように思われがちですが、僕が思うにすごく破壊的な街」と、歌舞伎発祥地の根底にある非常にエキセントリックな京都を見据えられていた。 ・・・ログインして読む
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筆者

薄雲鈴代

薄雲鈴代(うすぐも・すずよ) ライター

京都府生まれ。立命館大学在学中から「文珍のアクセス塾」(毎日放送)などに出演、映画雑誌「浪漫工房」のライターとして三船敏郎、勝新太郎、津川雅彦らに取材し執筆。京都在住で日本文化、京の歳時記についての記事多数。京都外国語専門学校で「京都学」を教える。著書に『歩いて検定京都学』『姫君たちの京都案内-『源氏物語』と恋の舞台』『ゆかりの地をたずねて 新撰組 旅のハンドブック』。

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