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週刊誌の本音は「眞子さまと小室氏は破談しない」

小室氏へのバッシングが緩まないのは、眞子さまと確実に結婚すると確信があるからか

杉浦由美子 ノンフィクションライター

拡大婚約が内定し、記者会見する眞子さまと小室圭氏=2018年9月3日、東京・元赤坂
 秋篠宮眞子さまと婚約が内定している小室圭さん。彼は弁護士を通して、今月23日に“借金問題“に関するコメント文をマスコミ各社に送った。そのコメント文の内容に関して、「上から目線だ」「一方的だ」といった論調でさらなるバッシング報道が始まった。

 注目すべきは、「週刊文春」や「女性セブン」といった大手出版社の週刊誌も小室さんのコメント文書に対して批判的なニュアンスの記事を載せている。これらの記事をみると、大手週刊誌の編集部は、記事では「破談へのカウントダウン」を謳っても、本音では眞子さまと小室さんは必ず結婚すると確信しているようにみえる。これについて今回は説明していきたい。

なぜ訴訟リスクを考慮しないのか

 小室さんに関する報道に対して、違和感をもつメディア関係者は私だけではないはずだ。小室さんの母親の元婚約者が口にする主張を一方的に掲載し、小室さん母子を批判する内容ばかりだったからだ。

 2017年2月1日号『週刊新潮』では、「『海の王子』母親の430万円『援助交際』トラブル」というタイトルをつけて報道をしている。“目を引く“という意味で週刊誌のタイトルとして秀逸だが、一方で、援助交際という表現はずいぶんと過激だなとも感じる。芸能人や政治家を扱う記事ならばいいのだが、小室さんの母親は公人ではなく一般人のはずだ。

 大手出版社の週刊誌は訴訟対策を考慮して記事を作るから、一般人を取り上げるときは徹底して配慮をする。政治家や芸能人などの公人が名誉毀損で訴えてきた場合は、週刊誌側はその記事の内容が事実と証明できれば裁判に勝てる。しかし、一般人が訴訟を起こしてきた場合、記事の内容が事実であろうと、相手の名誉を毀損すれば不法行為となる。つまり、一般人に名誉毀損で訴えられると裁判で負ける可能性が高い。 ・・・ログインして読む
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筆者

杉浦由美子

杉浦由美子(すぎうら・ゆみこ) ノンフィクションライター

1970年生まれ。日本大学農獣医学部(現・生物資源科学部)卒業後、会社員や派遣社員などを経て、メタローグ社主催の「書評道場」に投稿していた文章が編集者の目にとまり、2005年から執筆活動を開始。『AERA』『婦人公論』『VOICE』『文藝春秋』などの総合誌でルポルタージュ記事を書き、『腐女子化する世界』『女子校力』『ママの世界はいつも戦争』など単著は現在12冊。

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