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個性が評価された日本人のバレエダンサー

ローザンヌ国際コンクールで入賞者3人、活躍した海外志向の強い関西勢の2世、3世

菘あつこ フリージャーナリスト

 今年のローザンヌ国際バレエコンクールは8名の入賞者のうち、3位の佐々木須弥奈さん(18歳)、4位の脇塚優さん(17歳)、8位の住山美桜さん(18歳)の3名が日本人という、日本人大活躍の結果だった。また、関西を拠点にバレエを取材する私にとって、3位の佐々木さん、4位の脇塚さんともに、いつも親御さんの舞台を観せていただいて、何度も様々な取材に応えていただいている、身近に感じられる存在で個人的にも親近感を感じる。

拡大ローザンヌ国際バレエコンクールで3位に入賞した佐々木須弥奈さん=2019年2月9日、コンクール事務局提供
 3位の佐々木さんは、祖母が佐々木美智子バレエ団(大阪府東大阪市)主宰の佐々木美智子さん、父は佐々木大さんで、ペルミ国際バレエコンクール金メダル、ジャクソン国際バレエコンクール金メダル、ヴァルナ国際バレエコンクール銀メダルや芸術選奨新人賞など数々の賞歴を持つ日本を代表するダンサーだ。母の杉原小麻里さんもモナコ留学などでバレエを学び数々の賞歴もあるバレリーナ。

 また、4位の脇塚さんの父は脇塚力さん、オランダ留学を経て関西の多くの舞台で活躍し、現在、カンパニーでこぼこ(兵庫県宝塚市)を主宰する。母は法村友井バレエ団(大阪市)出身のバレリーナ徳永紀子さんだ。 ・・・ログインして読む
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筆者

菘あつこ

菘あつこ(すずな・あつこ) フリージャーナリスト

立命館大学産業社会学部卒業。朝日新聞(大阪本社版)、神戸新聞、バレエ専門誌「SWAN MAGAZINE」などに舞踊評やバレエ・ダンス関連記事を中心に執筆、雑誌に社会・文化に関する記事を掲載。文化庁の各事業(芸術祭・アートマネジメント重点支援事業・国際芸術交流支援事業など)、兵庫県芸術奨励賞、芦屋市文化振興審議会等行政の各委員や講師も歴任。著書に『ココロとカラダに効くバレエ』。

 

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