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PTA本部役員をうっかり引き受けたら見えたこと

フルタイム記者の決意と挫折と後悔

今川綾音 東京新聞生活部記者 子育てサイト「東京すくすく」編集チーム

拡大takasu/shutterstock.com

 2年前、うっかり娘の通う小学校のPTAの本部役員を引き受けてしまった。

 やるからにはと、仕事や家庭にしわ寄せがいかないようにと、いくつもの提案をした。「せっかくだから、フルタイムの人でも無理なく関われるようなPTA本部にしていきたい」とも願っていた。

 しかし、提案はことごとく却下された。また、PTA本部を変えたいという願いも早々に挫折。それどころか最後には、ミイラ取りがミイラになる羽目にもなった。

 そんなPTAに関わった1年間。理不尽な活動に苦しんだ日々のほんの一端を、後悔や反省、そこから自分なりに考えたことをまじえ、綴ってみたい。

「PTA委員は、もう少し先に」のつもりだったのに……

 もともとこの年は、本部役員より負担の軽い広報やクラス委員でさえ、引き受けるつもりなんて1ミリもなかった。当時娘は小学2年生。下に年長児とまだまだ手のかかる2歳の息子がおり、「PTAの委員は、やるとしてももう少し先。末っ子がもう少し大きくなってから、広報でもやろうかな」とゆったりと構えていた。

 そんな私が、あろうことか、殺人的に活動量の多い本部役員をすることになったのは、なぜか。

 それは、さかのぼること約2年半、ある光景に出くわしたからだった。

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筆者

今川綾音

今川綾音(いまがわ・あやね) 東京新聞生活部記者 子育てサイト「東京すくすく」編集チーム

埼玉県入間市生まれ。中日新聞東京本社(東京新聞)生活部の記者として、子ども・子育てを担当。「考えようPTA」「笑顔が増える ペアレント・トレーニング」を紙面とサイト「東京すくすく」(https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/)で連載中。子どもは、小学生2人と保育園児1人。PTAは、2017年度に本部役員の書記を経験。任期が「東京すくすく」の立ち上げと重なり、全身じんましんが出る事態に。2019年度は広報委員になり、「無理をしない・させない」を目指している。