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佳子様が反乱を起こした相手は父親ではない(上)

「結婚は当人の気持ちが重要」は秋篠宮様の教え通り、なぜ「反乱」とまで書かれるのか

杉浦由美子 ノンフィクションライター

拡大天皇、皇后両陛下に大学卒業のあいさつをするため皇居・御所を訪れる佳子さま。集まった人々に笑顔で手を振って応えた=2019年3月22日

 令和になっても週刊誌やネットメディアは熱心に皇族の方々を取り上げている。理由はそれだけ国民の注目度が高いからだろう。小室圭さんへの批判と共に、秋篠宮家の次女佳子さまを「反抗的」と表現する記事が増えている。

 去年、秋に豹柄のパンプスでコンビニに出かける姿を撮影され、『紀子さま海外ご訪問中に「豹柄スタイル」でイケメン護衛と”反逆”外出!』(『女性自身』2018年11月13日号)と報道された。内容をみると、豹柄のパンプスを履いて、夜、コンビニに出かけられたというだけの内容だ。このパンプスもヒールは太く、高くもない。少しもセクシーではないデザインのものだ。佳子さまはイエローベースの肌色をされているのでモノトーンよりも茶色がお似合いだ。茶系の服に豹柄はあわせやすい。コーディネートのために機能的な柄を選択されただけにみえるが、なぜか、「反逆」と書かれてしまう。

 そして、さらにこの春、佳子さまが反抗的なキャラクターのレッテルを貼られることがさらに起きた。この春、大学をご卒業されるにあたって、記者会の質問に佳子さまが答えた文書が発表された。その内容をとりあげ、「週刊文春」(2019年4月4日)では『奔放プリンセス佳子さまの乱全内幕』という見出しの記事が出た。

 なにが「佳子さまの乱」なのか。眞子さまの結婚に関しての問いに「結婚においては当人のお気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています」と答えられている。それが秋篠宮さまのお考えに反論していると報道されたのだ。秋篠宮さまは今年春のお誕生日の会見で「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況(中略)私たちはいわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」と話されており、これと相反することを佳子さまが発言されたとしている。しかし、佳子さまは本当に父親の考えに、反旗を翻したのだろうか。

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筆者

杉浦由美子

杉浦由美子(すぎうら・ゆみこ) ノンフィクションライター

1970年生まれ。日本大学農獣医学部(現・生物資源科学部)卒業後、会社員や派遣社員などを経て、メタローグ社主催の「書評道場」に投稿していた文章が編集者の目にとまり、2005年から執筆活動を開始。『AERA』『婦人公論』『VOICE』『文藝春秋』などの総合誌でルポルタージュ記事を書き、『腐女子化する世界』『女子校力』『ママの世界はいつも戦争』など単著は現在12冊。

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