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サッカー日本代表が挑む世界最古の大陸王者決定戦

20年ぶりの出場で進化と真価が問われる真剣勝負

増島みどり スポーツライター

独特の匂い、風土が、強いサッカーとストライカーたちの背景

 20年前、日本はW杯に初出場し、次の2002年W杯をアジアとして初めて開催(韓国と共催)する、そうした激変期にいた。当時現地取材で見た風景にはどれも強烈なインパクトがあった。

 パラグアイの芝は当時もJリーグよりはるかに状態が悪かった。スタジアムの観客席は傾き、スタンドのコンクリートはひび割れ、階段は途切れ、それでもファンが詰めかける。熱狂とは異なる、刺すような緊張感にスタジアムが包まれる。

 日本戦以外を観戦した際、ある国のエースストライカーが試合中PK2本を外した。スタジアムが騒然とするなか、またもPKが与えられる。口笛と凄まじいヤジを浴びせられながら、何と、

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筆者

増島みどり

増島みどり(ますじま・みどり) スポーツライター

1961年生まれ。学習院大卒。84年、日刊スポーツ新聞に入社、アマチュアスポーツ、プロ野球・巨人、サッカーなどを担当し、97年からフリー。88年のソウルを皮切りに夏季、冬季の五輪やサッカーW杯、各競技の世界選手権を現地で取材。98年W杯フランス大会に出場した代表選手のインタビューをまとめた『6月の軌跡』(ミズノスポーツライター賞)、中田英寿のドキュメント『In his Times』、近著の『ゆだねて束ねる――ザッケローニの仕事』など著書多数。

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