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雅子さま再ブームの気配はなぜなのか

ご成婚以来の雅子さまブームの気配、一方で心配される紀子さま、この違いは?

杉浦由美子 ノンフィクションライター

拡大日本芸術院の授賞式に出席した天皇、皇后両陛下=6月24日、東京・上野

 天皇陛下が即位されて以来、皇后である雅子さまをクローズアップする報道が増えている。それはかつての揶揄するようなスタンスの論調ではない。特にトランプ大統領夫妻との対面の後は、元外交官の雅子さまの語学力や社交力を賞賛する記事が溢れた。まるでご成婚の頃のような雅子さまブームが来ているようにもみえる。

 さて、なぜ、ここにきて、雅子さまブームが再来しているのだろうか。

雅子さまには固定ファンがいた

 実はご成婚以来、ずっと、雅子さまは国民から人気があった。固定ファンがいたという表現の方がいいかもしれない。しばしば写真を中心にしたムック本も、評論やルポルタージュ本も、雅子さまをテーマにしたものは売れ行きが好調なのだ。他の皇族を取り上げた時はそうでもないとも聞く。

 なぜ、雅子さまは人気があるのか。外交官として活躍され、その後、皇太子妃となり、その後、体調を崩したこと。その中で愛子さまを出産され、子育てがメディアで注目されたこと。女性特有の様々なドラマが国民から共感と慈しみの対象になった。

 しかし、一方で週刊誌でも雅子さまを揶揄するような記事が多かった。たとえば、療養中の雅子さまが外出先の資料室で熱心に資料を読んでいたことに対し、「公務に役に立てればいいですね」と識者のコメントで遠回しに揶揄する。なぜ、そのような記事が書かれていたのか。

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筆者

杉浦由美子

杉浦由美子(すぎうら・ゆみこ) ノンフィクションライター

1970年生まれ。日本大学農獣医学部(現・生物資源科学部)卒業後、会社員や派遣社員などを経て、メタローグ社主催の「書評道場」に投稿していた文章が編集者の目にとまり、2005年から執筆活動を開始。『AERA』『婦人公論』『VOICE』『文藝春秋』などの総合誌でルポルタージュ記事を書き、『腐女子化する世界』『女子校力』『ママの世界はいつも戦争』など単著は現在12冊。

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