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眞子様と小室さんの結婚問題は新たなる局面か

「借金ではなく贈与」と証拠づける録音データの存在、秋篠宮様の「分からない」発言

杉浦由美子 ノンフィクションライター

拡大外国訪問を前に、会見に臨む秋篠宮ご夫妻=2019年6月21日、東京・元赤坂の赤坂東邸、代表撮影

 6月21日の会見で秋篠宮さまは、長女、眞子さまと小室さんの結婚問題に関して重要なご発言があると期待された。しかし、実際には「私は娘から話を聞いておりませんので、どのように今、なっているのか、考えているかということは、私は分かりません」と述べられた。

 また、一方で、『週刊文春』(2019年6月27日号)では、「眞子さま『今も信じ続ける』理由 小室圭さんが眞子さまに打ち明けた『隠し録音』」という記事が掲載された。小室さんの母親が元婚約者から借りたとされる借金は、贈与とする証拠録音があるという内容だ。元婚約者が「贈与」と認める発言をしている様子が録音されたデータがあるとのことだ。この記事は小室さん側からのリークと推測できるわけで、ようやく元婚約者に対して反論をしたということになろう。そして、記事の中ではこの録音データがあるから、眞子さまは小室さんを信頼し続けていると書かれる。

眞子さまは自立した存在

 小室さんはなぜもっと早くにこの情報を出せなかったのか。それは眞子さまへの配慮があったと思われる。眞子さまと結婚を誓い合っている身で、金銭トラブルについて、あれこれ話すことはどうかと考えたのかもしれない。また、証拠の録音が「隠し撮りしたもの」という点もネックになったとも考えられる。

 6月に出てきたこのふたつの情報。秋篠宮さまの「分からない」発言と、小室さん側が持つ録音データの存在。これらから分かるのは、眞子さまと小室さんの問題に関しては、秋篠宮さまはコントロールできず、内容を把握もできないということだ。27歳の眞子さまは自立した存在であり、そのため、誰と交際して、誰と結婚するということに、父親は口が挟めないようにみえる。秋篠宮さまの誕生日の会見でも、眞子さまと小室さんに「それ相応の対応」とおっしゃったが、具体的にアドバイスをしたり、指示したりすることはないのであろう。

 つまり、家父長制が機能していないわけだが、それは現代社会においては全く問題はない。むしろ、健全なことといえよう。前の記事でも言及したが、秋篠宮さまは佳子さまに対して「ライフワークを持ってほしい」と発言された。親や周囲の期待に応えるだけではなく、一個人として生き甲斐を持って生きてほしいと公言されているのだ。眞子さまや佳子さまをご自身と対等に考えていらっしゃる。ゆえに自分の思い通りに娘たちをコントロールしようとはされない。仮にそれをしたら、眞子さまや佳子さまの自立心や責任感の成長を阻害することになるとお考えなのかもしれない。

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筆者

杉浦由美子

杉浦由美子(すぎうら・ゆみこ) ノンフィクションライター

1970年生まれ。日本大学農獣医学部(現・生物資源科学部)卒業後、会社員や派遣社員などを経て、メタローグ社主催の「書評道場」に投稿していた文章が編集者の目にとまり、2005年から執筆活動を開始。『AERA』『婦人公論』『VOICE』『文藝春秋』などの総合誌でルポルタージュ記事を書き、『腐女子化する世界』『女子校力』『ママの世界はいつも戦争』など単著は現在12冊。

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