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就職戦線でやっぱり理系が人気、理由は「聞く力」

プレゼン能力よりも聞く力が求められる時代になぜ理系学生が強いのか

杉浦由美子 ノンフィクションライター

トップ営業マンは理系が占める

 なぜ、理系は就職が好調なのか。ひとつには現在はITが主要産業だからだ。大手電機メーカーも現在の主力はコンピューターシステムを売ることになっていきている。現状では、システムエンジニアが不足している。エンジニアの職種でもプログラミングの知識やセンスがある人材がほしい。そうすると数学を学んできた理系の学生が有利になる。このようなストーリーで、現在の理系人気はメディアでは語られている。

 しかし、それだけではないのだ。営業職はかつては文系の職種だったが、今は違う。現在、大手メーカーやIT企業などのトップ営業マンが理系というケースが目立つ。

 理由はプログラミングの知識があるからうんぬんではない。売る商品の質が変わってきたからだ。かつては企業は既製品を売った。コピー機を売るとしよう。どこのメーカーも同じような機能で、同じ値段だとしよう。そうすると、

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筆者

杉浦由美子

杉浦由美子(すぎうら・ゆみこ) ノンフィクションライター

1970年生まれ。日本大学農獣医学部(現・生物資源科学部)卒業後、会社員や派遣社員などを経て、メタローグ社主催の「書評道場」に投稿していた文章が編集者の目にとまり、2005年から執筆活動を開始。『AERA』『婦人公論』『VOICE』『文藝春秋』などの総合誌でルポルタージュ記事を書き、『腐女子化する世界』『女子校力』『ママの世界はいつも戦争』など単著は現在12冊。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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