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当事者でもないのに当事者のフリをする人たち

ネット社会に横行する奇妙な論理

赤木智弘 フリーライター

なるほど、決めるのは当事者だが

拡大落合福嗣さん
 その奇妙さを分かりやすく説明するために、少し毛色の違う事例を紹介したい。

 声優の落合福嗣氏がTwitterで「公園で長女と遊んでいたところ、警官がやってきて「あなたのお子さんと証明できるものがありますか?」職質された。どうやら遠巻きにいたママさんグループが通報したらしい。ただただ悲しかった。」という旨のツイートを行った。

 このツイートに対して「男が育児をしているだけで通報するとは何事だ!」「通報したママさんグループは許せない!」と憤る人たちが続出し、ちょっとした話題となった。

 その一連の話の中で「通報者を叩くのは間違い。警察に声かけられただけで困ることはない」と感想を述べるツイートがあった。

 それに対して、

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筆者

赤木智弘

赤木智弘(あかぎ・ともひろ) フリーライター

1975年生まれ。著書に『若者を見殺しにする国』『「当たり前」をひっぱたく 過ちを見過ごさないために』、共著書に『下流中年』など。

※プロフィールは、論座に執筆した当時のものです