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はたらくくるまと表現の不自由

匿名による数に任せた抑圧をもう放置してはいけない

赤木智弘 フリーライター

団体が対話を要求するのは「圧力をかけるためのやり方」ではない

拡大『はじめてのはたらくくるま 英語つき』(講談社)
 新日本婦人の会側は、団体として講談社ビーシー側に問題点を指摘、対話の末「今後の増刷はしない」という合意を引き出した。会社組織と団体。お互いが1対1で話し合い、解決を探る。実にまっとうなやり方である。

 ところが、新日本婦人の会を批判する人たちには、その意見を取りまとめる団体はない。個人がバラバラに動いている。議論を呼びかけるものもあれば、「クソリプ」と呼ばれる単なる誹謗中傷もある。それらが何百、何千と送りつけられる。これでは対話も成り立たない。

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筆者

赤木智弘

赤木智弘(あかぎ・ともひろ) フリーライター

1975年生まれ。著書に『若者を見殺しにする国』『「当たり前」をひっぱたく 過ちを見過ごさないために』、共著書に『下流中年』など。