プロ? アマ? セカンドキャリアにも実り
2019年08月11日
日本ラグビー協会は7月28日、国内の最高峰であるトップリーグの改革を担当する清宮克幸副会長が、新たにプロリーグを創設する構想を明らかにした。ラグビーの環境と競技レベルをあげるのが狙いだ。今秋のワールドカップ(W杯)日本大会の会場となる12都市を本拠として、2年後の2021年秋に開幕する計画である。
どんなリーグができるのか?
チームはどこが参戦するのか?
そんな疑問が次々とわいてくる。けれど、そもそも、ラグビーにあまり詳しくない人からは、こんな声が出そうだ。
「ラグビーにはもうプロ選手はいるんじゃなかったっけ?」
「日本のサンウルブスが参加しているスーパーラグビーはプロのリーグだよね……」
そこで今回は、ラグビー選手という仕事について書いてみたい。
ラグビーの国際リーグである「スーパーラグビー」は、1980年代に、ニュージーランドやオーストラリアの州代表クラスのチームによる試合に起源がある。その後、南アフリカやアルゼンチン、日本のチームが加わり、現在は5カ国から15チームが参加している。試合は2月から7月までの約21週間と、期間を限って開催。選手は原則としてプロ契約を結ぶ。この期間以外は、自分の所属クラブでプレーしている。
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