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さあ決勝トーナメント 南ア戦はここを見よ【8】

一歩踏み込み、「にわかファン」もラグビー通に

西山良太郎 朝日新聞論説委員

サクラジャージー、組織力で快進撃

ラグビーW杯拡大W杯のスコットランド戦を前に、練習を終えてロッカールームに戻る日本代表。でこぼこと体格の大小が入り交じるラグビーチームの象徴的な姿=2019年10月13日、横浜国際総合競技場、西畑志朗撮影

 胸にサクラのエンブレムを掲げ、地元開催の声援を受けた日本代表の快進撃が続いている。

 ラグビーのワールドカップ(W杯)1次リーグで、アイルランドやスコットランドという、これまで何度も苦汁をのまされてきた相手を倒しての4連勝である。過去8回の大会は、すべて1次リーグ敗退で終わった。心の奥底にたまっていたその無念を一気にはき出すような、決勝トーナメント進出である。

 ずっと楕円球を追いかけ続け、積もり積もった思いのある年季の入ったファンの一方で、今回のW杯開催を機にラグビーに関心を持ち、その迫力とスピード感に魅せられた人も多いと思う。

 そんな、「にわかファン」の皆さん。

 もう一歩踏み込むと、次の南アフリカ戦を見るのが、もっと楽しくなります。日本代表は、なぜ強いのか、どこがすごいのか。ラグビー通にも、「お、知っているね」と言われるポイントを、いくつかお伝えします。


筆者

西山良太郎

西山良太郎(にしやま・りょうたろう) 朝日新聞論説委員

1984年朝日新聞社入社。西部(福岡)、大阪、東京の各本社でスポーツを担当。大相撲やプロ野球、ラグビーなどのほか、夏冬の五輪を取材してきた。現在はスポーツの社説を中心に執筆。高校では野球部、大学時代はラグビー部員。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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