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今度こそ、学校は変わることができるか?

主体的で自立した教職員が、子どもにとって最大の教育環境だ

住田昌治 横浜市立日枝小学校校長

「やりたいことができる」学校にするためには

拡大横浜市学校レクセミナー(YSRS)。「円たくんワークショップ」で対話も進む
 8時間にわたって行ったワークショップの最後に、各自のアクションプランを発表し、その実現状況を随時SNSで共有して、学校変革のうねりを起こすことを確認した。「現場から変える」と現場の教員が動き始めて、学校変革に繋げていく実践は画期的なものになる予感がする。カリスマ校長がトップダウンで学校改革をしている例はあるが、教職員が主体的に動き出すことで、どこの学校でもできる可能性が感じられると思う。現場から立ち上がり36年も持続いている「横浜市学校レクセミナー」に敬意を表したいと思う。まさに持続可能な運営がなされているのだと思う。

 このセミナーで心配だったこともある。「やりたいことができる学校」という話をしているとき、実際にはやらなければならないことが多すぎて、やりたいことができないと言っている若手教員がいたことだ。だから、業務改善をして時間を生み出し、やりたいことをやれるようにすることが必要だ。

拡大横浜市学校レクセミナー(YSRS)。ふらっとタイムは共有時間
 やりたいことがあるのにできないのはストレスになる。まず、やりたいことを優先して、やってしまってもいいのかもしれない。「やっちゃいなよ!」と後押ししてくれる先輩がいると ・・・ログインして読む
(残り:約1602文字/本文:約4846文字)

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筆者

住田昌治

住田昌治(すみた・まさはる) 横浜市立日枝小学校校長

 2010年~2017年度横浜市立永田台小学校校長。2018年度~横浜市立日枝小学校校長。 ユネスコスクールに加盟し、ホールスクールアプローチでESDを推進。独自の切り口で実践を重ね、書籍や新聞等で取り上げられる。2015年度は、「もみじアプローチ」でESD大賞小学校賞を受賞。「円たくん」開発など、子どもや教師が対話的・能動的に学習参加し、深い学びにいたるために有効なツール開発と商品化にも積極的に関わる。  ユネスコスクールやESD・SDGsの他、学校組織マネジメントやサーバントリーダーシップ、働き方等の研修講師や講演、記事執筆等を行い、元気な学校づくりで注目されている。  ユネスコアジア文化センター事業推進委員、神奈川県ユネスコスクール連絡協議会会長、神奈川県環境教育研究会会長、全国小中学校環境教育研究会理事、未来への風プロジェクトメンバー、教育長・校長プラットフォームメンバー、横浜市ミニバスケットボール連盟参与を兼務。  著書に「カラフルな学校づくり~ESD実践と校長マインド~2019」(学文社)

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