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女子マラソン五輪代表に大前進した松田瑞生

山中美和子監督との新しい師弟関係にも注目

増島みどり スポーツライター

実はマラソンのキャリアなし、かつて五輪を目指した山中監督独自の指導法

 松田はゴールで迎えた山中美和子・ダイハツ監督(41)の胸に飛び込み、2人は声をあげてしばらく泣いた。

 「お母さんみたいな存在。山中さんに花を持たせるまでは自分は辞めてはいけないと思った。監督を信じて良かった」そう言ってまた泣いた。

 昨夏、MGCを前にチーム内が再編され、チーム内の意思統一も難しい状況になった時期がある。入社し、無名だったころから強さを見出してくれた山中に改めて「絶対に監督と五輪に行きます」と手紙を書いたという。

 監督の指導法や言葉が記事に多く取り上げられていないのは、

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筆者

増島みどり

増島みどり(ますじま・みどり) スポーツライター

1961年生まれ。学習院大卒。84年、日刊スポーツ新聞に入社、アマチュアスポーツ、プロ野球・巨人、サッカーなどを担当し、97年からフリー。88年のソウルを皮切りに夏季、冬季の五輪やサッカーW杯、各競技の世界選手権を現地で取材。98年W杯フランス大会に出場した代表選手のインタビューをまとめた『6月の軌跡』(ミズノスポーツライター賞)、中田英寿のドキュメント『In his Times』、近著の『ゆだねて束ねる――ザッケローニの仕事』など著書多数。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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