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アメリカ西海岸のホームレス写真家が撮る幸福な犬たち

路上生活する人とペットとの絆を考える

梶原葉月 Pet Lovers Meeting代表、立教大学社会福祉研究所研究員

ホームレスとともにいる犬は幸せそうだ

拡大路上でも常に一緒にいる© Eugene Fisher

 ユージーンの犬カリーももちろんだが、彼の話によれば、彼の撮っている他の動物たちも極めてよく世話されていて、飼い主たちは、自分の食べ物がない時でも、しばしばドッグフードを買うという。そして、メールでこう言っていた。

 「犬の立場からすると、ホームレスでいるのは素晴らしいこと。家や庭に1日10時間放置されることはないしね。果てしない新しい匂い、新しい人々、新しい他の犬、たくさんの散歩、たくさんの日光。そして、もし運が良ければ、そして腕がよければ、リスやガチョウを食べられるかもしれない」

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筆者

梶原葉月

梶原葉月(かじわら・はづき) Pet Lovers Meeting代表、立教大学社会福祉研究所研究員

1964年東京都生まれ。89年より小説家、ジャーナリスト。99年からペットを亡くした飼い主のための自助グループ「Pet Lovers Meeting」代表。2018年、立教大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。近著『災害とコンパニオンアニマルの社会学:批判的実在論とHuman-Animal Studiesで読み解く東日本大震災』。立教大学社会学部兼任講師、日本獣医生命科学大学非常勤講師。

梶原葉月さんの公式サイト

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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