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福島の経験から見る新型コロナ 「議論の二極化」と「報道依存」

分断と不信を煽る極端な主張ばかりがまかり通るのは何故なのか

越智小枝 東京慈恵会医科大学講師

二極論者が排除する過渡的視点

 福島の甲状腺検査を振り返って見た時、一番の問題は、検査を行ったこと自体ではない。当時の住民不安の中、検査の是非を議論できる余裕はなかった可能性もあるからだ。むしろ検査を行う前に、「多くの人が検査陽性であった時にどうするのか」につき、十分な議論がされていなかったこと

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筆者

越智小枝

越智小枝(おち・さえ) 東京慈恵会医科大学講師

1974年生まれ。1999年東京医科歯科大学医学部卒業。2011年10月よりインペリアルカレッジ・ロンドン公衆衛生大学院に進学。東日本大震災ををきっかけに災害公衆衛生に興味を持ち、、2013年11月から2017年3月まで福島県相馬市の相馬中央病院勤務(現在は非常勤)。現職は東京慈恵会医科大学臨床検査医学講座講師。

※プロフィールは、論座に執筆した当時のものです