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南海トラフ地震臨時情報を想起させる事態の推移

 新型コロナと南海トラフ地震とに類似性を感じる。1月後半の様子は、南海トラフ沿いの震源域で普段と異なる観測情報が得られ始めるときによく似ているだろう。観測情報の異常を早期に検知し、状況の推移を監視しつつ、種々の戦略を練り準備を始める

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筆者

福和伸夫

福和伸夫(ふくわ・のぶお) 名古屋大学減災連携研究センター教授

1957年に名古屋に生まれ、81年に名古屋大学大学院を修了した後、10年間、民間建設会社にて耐震研究に従事、その後、名古屋大学に異動し、工学部助教授、同先端技術共同研究センター教授、環境学研究科教授を経て、2012年より現職。建築耐震工学や地震工学に関する教育・研究の傍ら、減災活動を実践している。とくに、南海トラフ地震などの巨大災害の軽減のため、地域の産・官・学・民がホンキになり、その総力を結集することで災害を克服するよう、減災連携研究センターの設立、減災館の建設、あいち・なごや強靭化共創センターの創設などに力を注いでいる。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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