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命あるうちに雪冤が果たせるか 大崎事件・第4次再審請求を申し立て

40年以上無実訴える原口さん「あたいは、やっちょらん」

大久保真紀 朝日新聞編集委員(社会担当)

刑事裁判の鉄則を遵守した地裁の再審開始決定

 これまで原口さんは3回、再審請求を申し立てています。その中で、第1次の地裁(2002年)、第3次の地裁(2017年)、高裁(2018年)で、計3度の再審開始決定が出ています。「開かずの扉」と言われる再審開始決定が3回も出たのですが、いずれも検察側の抗告によって、上級審で

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筆者

大久保真紀

大久保真紀(おおくぼ・まき) 朝日新聞編集委員(社会担当)

1963年生まれ。盛岡、静岡支局、東京本社社会部などを経て現職。著書に『買われる子どもたち』、『こどもの権利を買わないで――プンとミーチャのものがたり』、『明日がある――虐待を受けた子どもたち』、『ああ わが祖国よ――国を訴えた中国残留日本人孤児たち』、『中国残留日本人』など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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