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[40]ネットカフェ休業により路頭に迷う人々

東京都に「支援を届ける意思」はあるのか?

稲葉剛 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授

拡大4月3日に行われたホームレス支援団体による東京都への申し入れ

 「ネットカフェ休業により、住む場所がなくなってしまいました」

 「携帯も止められ不安でいっぱいです。もう死んだ方が楽になれるのかなと思ってしまいます」

 「住む家もお金もないです。そもそも新しい感染症があることも先々週知りました。マスク買うお金ないし、そもそも売ってない。人生詰んだと思ってます」

 「ネットカフェ暮らしでしたが、営業休止で寝泊まりする場所がなくなり、また仕事も職場が自粛すると共に退職扱いになり、所持金がほぼありません」

 「お金がなく、携帯もフリーWi-Fiのある場所でしか使えず、野宿です」

 これらは、私が代表理事を務める一般社団法人つくろい東京ファンドが実施している緊急のメール相談フォームに寄せられたSOSのごく一部である。

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筆者

稲葉剛

稲葉剛(いなば・つよし) 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授

一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事。住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人。生活保護問題対策全国会議幹事。 1969年広島県生まれ。1994年より路上生活者の支援活動に関わる。2001年、自立生活サポートセンター・もやいを設立。幅広い生活困窮者への相談・支援活動を展開し、2014年まで理事長を務める。2014年、つくろい東京ファンドを設立し、空き家を活用した低所得者への住宅支援事業に取り組む。著書に『貧困の現場から社会を変える』(堀之内出版)、『鵺の鳴く夜を正しく恐れるために』(エディマン/新宿書房)、『生活保護から考える』(岩波新書)等。

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