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夏の甲子園中止で、3年生に試合を体験してもらうための2つの提案

「野球の楽しみ」を得て次のステージへ

氏原英明 スポーツジャーナリスト

長期のリーグ戦で何試合も機会を与えたい

 とはいえ、中止が決まる以前から、球児のための動きが少しずつ起きている。愛知県は独自の県大会を開催することを発表。すでに開催の検討を表明している岡山県に加え、香川県なども開催の意向を示している。

 高校3年生のために、集大成の大会を開催しようという姿勢は評価されるべきだ。依然、コロナウイルスとの戦いは続いているが、自粛することだけが戦いではない。日常を取り戻しながらウイルスに勝つことをこれからは目指していかなければならず、学校の再開を目指しながら、「野球の楽しみ」を知る絶好の機会を創出してもらいたいものだ。

 ただ、高校3年生が受験生であることを鑑みると、そう簡単なことではない。大会を開催するとしても、感染予防対策を含めかなりの準備期間を要し、また、大会のあり方も検討しなければいけないだろう。そこで二つのことを提案したい。

 ひとつは大会の試合形式をリーグ戦にするというものだ。

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筆者

氏原英明

氏原英明(うじはら・ひであき) スポーツジャーナリスト

1977年、ブラジル・サンパウロ生まれ。奈良新聞記者を経て、2003年からフリーランスに。著書に『甲子園という病』(新潮新書)。『メジャーをかなえた雄星ノート』(文藝春秋)の企画・構成を担当している。